Fish Catalog
ブラックバンドエンゼル
Apolemichthys arcuatus(Gray,1831)
Bandit angelfish/Black-banded angelfish
■分類上の位置
スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科ホラカントゥス亜科シテンヤッコ属
■我が家での愛称と由来
ハワイ諸島/ジョンストン島の特産種。どちらかというと中型ヤッコに分類され、小さい固体はなかなか入ってこない。15年前に1度飼ったことがあるが、まともに餌付かず、内臓疾患もあったようで一度も餌も食べずに☆になった。現在はどういうわけか非常に高価になっており、独特のセレブな雰囲気とあいまって、高価なのに大変な人気種ということになっている。今年(2008年)の夏になり、突如価格が下落したようで、ほんの数ヶ月前であれば考えられないような価格で販売されており、発作的に手を出してしまった。だいたい「ブラバン」と呼ばれていることが多い。ちなみに英名の「バンデイット」は"盗賊"という意味で、目を通る黒いラインが盗賊の覆面のように見えるからだとか。

■特徴:
とにかく以前の印象は、「餌付けが難しい」という感じ。中型ヤッコはだいたい小ぶりな固体のほうが餌付き安いが、遊泳力があってスイスイ泳ぎ回れるくらいの空間がないと餌付かないのではないか、という感じ。
ところが今回ウチに来たのは、良いショップで十分餌付けられた固体だったので、翌朝にはブラインをパクパク食べる状況である。狭いかなー、と不安だったが、いちおう今のところまだそれなりに泳ぎ回れる感じである。この先どんどん大きくなられると困るかもしれないが、そのときはサンゴの枝打ちが必要になるだろう。
基本的には深場の洞窟などをシェルターにして棲む単独またはペア性の魚だとか。本来はシンプルめなレイアウトのほうが良いのであろう。が、最近はサンゴ水槽全盛であり、こういう希少種はやはりサンゴ水槽で飼育されることが多いので、そのあたり今後課題や問題が出てくるかもしれない。ちなみにサンゴを突くようなタイプではなさそう。
■飼育上のウンチク
前述のような事情なので、最大の難関の「餌付け」を自分でクリアする必要がなかったため、今のところ問題らしい問題はないような気がする。タンクメイトとの関係では、ヒレナガハギが例によって因縁をツケにきたが、基本的に大きさが全然違って体格差が十分あるので、むしろブラバンが相手にしなかった、という感じで、一晩あけたらもう全然普通だった。いろいろ情報源をあさると、「肌荒れに弱い」「他魚に圧迫されると弱い」「白点に弱い」など注意書きのオンパレードであるが、まだ入れたばかりでそういう問題は気配もない。今後の課題になるのではないか。目下最大の問題は、後日届くであろうクレジットカードの請求書である・・・(汗
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