Fish Catalog
スミレヤッコ
Paracentropyge venusta(Yasuda & Tominaga, 1969 )
Purple-mask angelfish

■分類上の位置
スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科ホラカントゥス亜科パラケントロピゲ属
※当初ホラカントゥス属に分類されていたがシマヤッコとの交雑種が発見されたりして現在はケントロピゲ属またはBurgessが提唱したパラケントロピゲ属とするのが一般的。
■我が家での愛称と由来
そのまんま、『スミレちゃん』。全然計画に無かったが、行き着けデパート内ショップでちびスミレを発見、発作的に購入。慎重に翌日いっしょに上京してOFFICE水槽へ。
■特徴:
西部太平洋(伊豆以南〜小笠原〜沖縄、フィリピン北部)に分布する。
この写真は単に僕が下手なだけで、ホントはスミレ色と黄色がとても美しい。当初隠れて全然出てこず、照明が消えた夜しか見ることができなかった。それがある日女流占い師の先生が来て打ち合わせをしていたら、その日を境に頻繁に出てくるようになった。
そのころちょうどメタハラの設置に失敗し、サンゴが軒並みコゲてしまったのだが、彼女はその焦げ目の付いたハナヤサイサンゴを非常に好み、半分くらいを齧って食べてしまった。その後サンゴがなくなってどうなるかと心配したが、ブラインをふつうに食べるようになった。また、新しいミドリイシなどは何故か全然突かない。生モノはお肌によくないから、と食べないのか?
■飼育上のウンチク
ある日を境にケントロ亜属からパラケントロ亜属に分類され、シマヤッコの親戚になってしまったが、シマヤッコより楽だ、という印象。

2008/4/19追記
初代が白点黙示録で☆になってからしばらく縁が無かったが、何年かぶりにD-tankにお迎えした。控えめながら早々と餌付いて今のところ心配は何も無い。たまにトサカやスポンジを突いているが、実害のあるレベルではない。大人しく慣れやすく美しい人気のある魚だというのもうなづける。
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