女房も呆れる荒れ放題水槽時代

1997年8月から1999年8月まで


90×45×45アクリル水槽
オーバーフロー

友人の水槽設置を手伝いにいった帰りに、カミサンがつい温情で購入を許してしまった水槽。結婚して4年目のことだ。当時は彼女も、まさかこんなことになるとは思わなかっただろう。

最初はお決まりのウェット&ドライで再開したわけだが、当時会社では閑職(=窓際)にいたので、暇に任せてネットサーフするうちに「ベルリン式」なるキーワードに遭遇する。そこで早速濾過槽の中身を撤去し、エアリフトではあったが大きめのスキマーを設置して、Kalcwassar(石灰水)の添加開始・・・

しかし、その結果は写真のとおり。
しこたま石灰藻は付いたものの、水質向上までは至らず、照明も不足(LUC-150)していたためにソフトコーラル伸び放題の水槽とあいなった。
60×45×45ガラス水槽
オーバーフロー

そんな中、いまもお付き合いのある友人・小池さんから水槽セットを譲って頂くことに。
今度こそ!と気合をいれ、ペットショップの閉店セールで漁ったベルリン(スキマー)を設置し、底砂もパウダーにしてトライしたのがこの水槽。

ところがここでも照明不足に・・・。当時の資金力ではスーパークール115が関の山であったし、ご丁寧に「拡散光」型を買ったため、SPSなどはかろうじて生存しているといレベルであった。それでも、ミドリイシやショウガサンゴが見える。ハナゴンベやココスの姿も見える。皮肉なことにLPSは今よりも状態がよさそうだ。水質については、こちらの水槽のほうはまだマシな状態であったと思うが、とはいえ・・・
小型冷水水槽
外部フィルター

当時「これは秘密にしてください」と念を押されていたので、詳しくはかけないが、某メーカーが製作していたレーザーディスクソフトの撮影のために、大変なコストをかけて調達されたオーストラリアの冷水域に生息する魚数種を頂戴したものを、入れていた小型水槽。

クーラーを設置して限界まで水温を下げていたが、どうしても18度以下にはならなかった。しかも水温のことばかりに気をとられて、肝心のナチュラルシステムを構築できずに水換えで凌ごうとしていたが、結局状態が悪化して全滅の憂き目にあってしまった。

本来なら水槽の周囲を断熱材で囲むとか、サンゴは入れられなくてもライブロックをしっかり入れるとか、やれることはもっとあったはずだが、中途半端に尽きる。

山口さん、ごめんなさい・・・あまりに無様でご報告できませんでした。

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