ああっ、タイトルを勢いあまって書いてはみたものの、恥ずかしくなってしまった。
     誰でもこのシュミをやっている人なら、思うことなんだが。

     生き物が長く(可能な限り長く)飼えて、
     水換えなどのメンテナンスをほとんどしなくて良くて、
     しかもいつまでのキレイなままの水槽・・・

     最近海水魚飼育を始めた人はシアワセだ。
     インターネットの普及のおかげで、簡単に、しかもタダで最良のアクアリウムのシステムについての情報が手に入る。
     今じゃベルリン式だのモナコ(ジョベール)式だのという言葉は知らなくても
     なんとなく水槽を立ち上げて、なんとなくライブロック入れて、なんとなくやったらうまく行く。
     そんな雰囲気がこの世界にもあるよね。。

     いいや、ちょっと待って。
     確かに10数年前よりは格段に情報は増えたけど、科学するココロを忘れたら、いい大人がやっきになる意味はないぞ!
     どこまでが理屈でどこからが屁理屈か知らないが、
     『こんなことできたらスバラシイんじゃなかろうか?』という思いをもって
     一度徹底的にやったろうじゃないか!

     そんなことを考えて、水槽を4つ繋げてみた。これでメンテナンスすべきシステムはただ1つ!
     これを徹底的に管理してやろうじゃないの!・・・あれ?手間要らずの思想はどこ行った?

     まあ、そんなことを考えながら、構想2ヶ月、制作2ヶ月でこんなの作ってみました。さて、どうなることやら・・・?


■水槽:
     A: オールガラス 90x45x45 オーバーフロー
     B: アクリル 45x45x45 変則オーバーフロー(一部自作)
     C: オールガラス 60x36x30 オーバーフロー
     D: アクリル 40x30x30 自作サイドフロー

■ポンプ:
     X⇒A:  Ocean runner 3500
     X⇒B+C: Ocean runner 2500
     X⇒D:  EHIME 1048

■プロティンスキマー:
     H&S 850 (能力的にはちょっと後悔・・・でも静か!)

■カルシウムリアクター:
     Schuran PICO (ま、補助的ということで・・・)

■クーラー:
     ゼンスイ ZC-1000E

ありあわせの器具を組み合わせたので、ちょっとバランスわる・・・
経済的にゆとりができたら、もしかしたら少しリプレースするかもしれないけど。

特にX⇒B+Cのポンプは要検討。できればここにもう1台クーラーを入れて補助的に使いたいね。クーラーの能力は十分なんだが、どうしても水温に差が出てしまう。最大でAとDでは0.7℃くらいの差がある。夏場がちょっとコワいのだ。

■その他のもろもろ:
     Xのウールボックスには、SiO2吸着剤とヨウ素ペレット
     X⇒Aルートには殺菌灯(カミハタ18w)を接続。

■とりあえずやってるメンテナンス:
     1日1回5LのKalkwasser点滴(蒸発分の補充)
     海水交換は1ヶ月に60L(全量の15%)を交換(するつもり)
     ウールマットは2週間で交換(の予定)
     その他掃除(見苦しくなったら)
     リアクターのCO2ボンベはガスが無くなったら充填に出す


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