15年前の水槽写真館

1990年1月 ベアタンク全盛とサンゴ水槽への憧れ

今から16年前のこのころ、1つのブームとしてベアタンクがあった。濾過効率(と言っても硝化作用までだが)をウェット&ドライ方式などで最大限にアップさせつつ、ひたすら水を替える。底砂を敷いてそこに嫌気的環境が生成することを嫌って、底面濾過以外では底砂も敷かない、というのが神奈川県を中心に広まりつつあった。ご他聞にもれず僕もその影響を受けていて、その様子が写真にも見れる。

もう1つのブームとして「無脊椎飼育」つまり今で言うリーフタンクだが、当時は高い効率の硝化濾過と水換えに頼った飼育法だったのと、照明器具が充実していなかったこと、クーラーが高値の花だったりしたことなどの影響で、せいぜいLPSを飼育するどまりであったが、まがりなりにも、「海を再現するレイアウト水槽」がはやりだった。それ以前の「単に海水魚を飼う」ということから見れば格段の進歩だ。その流れもあって僕も無脊椎水槽をいくつも立ち上げていた。

ミニ無脊椎水槽

水槽スペック

無脊椎水槽チャレンジ版

水槽スペック

海藻水槽チャレンジ版

水槽スペック

ベアタンクの魚専用水槽

水槽スペック

意味不明の扁平水槽

水槽スペック

こうやって振り返ってみると、本当に赤面ものだ。名ばかりの濾過システムとか、アイデア先行で実行性のない「水草水槽型システム」とか、どう見てもショップの販売水槽にしか見えないベアタンクとか・・・

ただ当時の流行に刺激され、サンゴと魚を自然な感じで泳がせたい、ということをひたすら考えつつ、あれやこれや試行錯誤していたのだろう。機材などにはあまりお金がかけられなかったことも、「何とか自作で」みたいな気持ちにつながっていたのだとは思う。設備は限られているので、そのなかでなんとか工夫しようとしていたのだ。